No.183   2010年修斗!闘い始め!
打、投、極の回転!その完成形をみせるプロフェッショナル修斗が、聖地後楽園で
2010年のスタートをきりました。

メインは環太平洋ライト級王座決定戦!
前世界王者でもある門脇英基を下し、超アグレッシブファイター土屋大喜が第四代環太平洋ライト級王者の座に就きました。

観客を惹きつけるスタイルは初代王者“修斗のカリスマ”佐藤ルミナに重なります。
なにを隠そう!土屋は佐藤ルミナの愛弟子!、、、これは運命!
突然ですが!これ何してるところかわかりますか?
減量に大苦戦する某選手の前日計量会場でのワンシーン。
予備計量 → 本計量でクリア出来なかった場合は、規定時間内であれば何度でも体重計に乗ることは出来ます、、、が。

あまり詳しくは書けませんが、数度の計量でいずれもオーバー。
ランニングやシャドーボクシングを繰り返すもなかなか汗が出てくれません。
その間『ガムを噛んでは唾を吐き』、『身体にラップを巻き』、『蒸気の籠もった風呂』、写真は、ジムの仲間達が身体を“こすり”“さすり”摩擦で体温上げて汗を出そうとしているところ。

ムエタイでは、「逆立ちすれば最後の100gは落ちる」という眉唾の必殺技?
もあるそうですが(実際に落ちるとも、、。)。

人間の身体はある程度汗をかいた後、体内の水分が足りなくなると例え激しい運動で体温が上がったとしても体内の水分を保とうと汗が出なくなるそうです。
その壁を越えると、体温の上昇が尋常でなくなり再び身体が汗を出すことを選ぶようです。


他のプロモーションでは、ほんの数年前まで113kg対87kgなんて無差別級の試合も
組まれましたが、それももう遠い昔の話。
打撃のある格闘技で体重差の大きい闘いは当然危険!
でも無理な減量も身体に及ぼす影響は少なくないはず(写真の選手は何kg減量かは、わかりません)。

例えばリミット93kgのヘビー級で闘えるのは、通常体重103kgまで(10kg以内の減量)の選手に限られる、とか
リミット70kgのウエルター級は通常体重78kgまで(8kg以内の減量)とか、、。
通常体重の基準が難しいですが、イメージとしては『普段の節制の延長線上に、ウエートリミットがある』って感じでしょうか?

いずれにしても、減量の影響で本来のパフォーマンスが発揮できない!のでは本末転倒です。
選手の持てる力が最大に発揮できる減量であってほしいものです!
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